高知・早明浦ダム、貯水率70%割れ、一時取水制限へ
早明浦ダムの貯水率が2009年5月28日午後6時時点で69.5%となり、ダム貯水率が70%を割り込んだ。四国地方整備局は6月1日に吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会を開き、一次取水制限の開始時期や香川用水の削減率などについて協議する。
例年、一次取水制限の目安となるのは貯水率60%。昨年の渇水では一次制限で香川用水が20%カットされた。四国地方整備局は「まとまった雨が降らなければ、6月2日にも一次制限に入る見通し」としており、早ければ2日から香川用水、徳島用水が第1次取水制限に入る見通し。
四国地方整備局によると、早明浦ダムは2009年3月31日に100%を切り、5月28日に70%を下回った。過去に貯水率がゼロになった1994年、2005年、2008年の3回よりも、早いペースで貯水率が低下している。
高松地方気象台は、向こう1週間の天候について「数日はまとまった雨が期待できず、梅雨入りは6月4日以降」との見通し。6月22日までの1カ月予報では「降水量は平年並みか平年より少ない」としている。また、四国地方整備局は「梅雨に平年並みの量が降れば、ダム貯水率は100%近くにまで戻るだろう」と話している。


