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パンデミックとは / パンデミック対策



パンデミックとは、ある感染症や伝染病が世界的に大流行することを指す。パンデミックは日本語にすると「感染爆発」または「汎発流行」に相当する。類義語に「エピデミック」があるが、エピデミックがあるコミュニティ内で感染症が流行することを指すのに対し、その規模が大きくなり世界各地で散在的に発声するようになったものをパンデミックと呼ぶ。



世界保健機関(WHO)が発令するパンデミックの驚異の深刻さや高度の事前計画活動を実施する必要があることを知らせるための制度「パンデミック警報」ではフェーズを6段階に設定、フェーズ1~2を「前パンデミック期」(野鳥や家禽の間でA型の強毒性ウイルス(H5N1)が蔓延)、フェーズ3~5を「パンデミックアラート期」(新しい亜型ウイルスによる人感染発生)、フェーズ6を「パンデミック期」(地球規模でのウイルス人感染発生)と定義。2009年春のメキシコでの大量死者に端を発した豚インフルエンザウイルスの時は4月27日時点でフェーズ4に引き上げられている。

過去に発生したインフルエンザのパンデミックは、古く遡れば14世紀にヨーロッパで流行した黒死病、19世紀から20世紀にかけて地域を変えながら7回の大流行を起こしたコレラ、1918年のスペインインフルエンザ(日本で39万人、全世界で4000万人が死亡したという説も)、1957年のアジアインフルエンザ、1968年の香港インフルエンザ、1977年のソ連インフルエンザなどがある。過去に日本でも話題になった、SARSやO-157なども、パンデミックの部類に入るものだ。

こうした新型インフルエンザのパンデミックは10年から40年の周期で発生するといわれている。現在では人口の増加や都市への人口集中、飛行機などの交通機関の発達などから、非常に短期間に地球規模に蔓延し、甚大な被害をもたらすことが予測される。米国疾病管理センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)の予測では、日本では、約 1/4の人が感染し、医療機関を受診する患者は最大で2500万人と推定されている。

パンデミックがいつ発生するかを予測することはできない。さらに、新型インフルエンザの発生からパンデミックに至るには短期間で推移する可能性は高く、パンデミックが起こる事を事前に予測して、各地域状況や環境に合わせたパンデミック対策を計画する事が大切となってくる。

近年、東南アジア諸国で発生している高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型によるトリインフルエンザにより、現在でもパンデミックが起こる恐れがあり、世界保健機関が途上国を中心に対策を立てている。日本では、厚生労働省を中心に地方自治体が対策をとっているが、患者が急増した際の医療機関の混乱や、交通機関のまひ、食料の供給不足などを懸念する専門家の指摘もある。

ちなみに2009年1月中旬に封切られた映画「感染列島」はこのパンデミックに関するもの。


世界保健機関(WHO)による現在のパンデミックインフルエンザ警報フェーズ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic/0511phase.html

パンデミック対策とは
http://influenza.jp/pandemic/c01.html

新型インフルエンザパンデミック対策――非常時の事業シナリオ (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0901/23/news062.html









         





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