買ってはいけないSSD「CFD販売 CSSD-SM32NP」
大幅に値下がりしているMLCチップ採用の高速SSD(Solid State Drive)の中でも、CFD販売(メルコグループ)のSSDが1万円を大きく下回る価格で注目されている。11月9日現在、32GB SSDの「CSSD-SM32NP」は最安値が6,580円(ドスパラ)、64GB SSDの「CSSD-SM64NP」も15,980円(ツクモパソコン本店II)だ。大容量の128GB SSD 「CSSD-SM128NP」はさすがに安くないが、それでも他社の64GBと同程度の34,800円(ドスパラ)だ。
しかし、だ。本当にCFD販売のSSDは「買い」なのかというと、大半の意見はNOだ。その理由は、CFD販売SSDのスペック、とりわけ書込速度に問題があるためだ。
CFD販売の製品ページによると、CSSD-SMシリーズ(MLCチップ採用SSD)のスペックは次の通り記載されている:読込速度122MB/sec、書込速度25MB/sec(32GB SSSDの場合)、読込速度105MB/sec、書込速度23MB/sec(64 / 128GB SSDの場合)。つまり、CFD販売SSDのガンは、書込速度にある。
書込速度は公称スペックで25MB程度だが、CrystalDiskMark 2.2によるベンチマーク結果で次のような報告がある。
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 113.377 MB/s
Sequential Write : 19.025 MB/s
Random Read 512KB : 98.515 MB/s
Random Write 512KB : 3.236 MB/s
Random Read 4KB : 5.678 MB/s
Random Write 4KB : 0.036 MB/s
Test Size : 100 MB
Date : 2008/11/09 2:27:04
シーケンシャルライトが 19.025MB/sec、ランダムライトがわずか3MB/sec。これではOSをインストールするシステム用OSとしてはもちろん、データ領域としても「絶対に書き込まない」前提でなければ実用に耐えられない。
つまり、書込速度が実用に耐えないレベルの遅さのため、Windows をインストールしようものならいつまでたっても起動しない、ということになる。ネット上では「なぜこんなものが商品として流通しているのか理解できない」といった意見もあるが、その通りで遅いし使い物にならない。こんなCFD販売のSSDを入れるくらいなら、2.5インチのHDDを入れた方が遙かにパソコンは高速だ。外付けHDDケースに入れて使う、という案もあるかもしれないが、それなら普通にUSBメモリを購入してきた方が良い。「書込速度」がとにかくダメなのだ。SSD-SM128NPやCSSD-SM64NP、CSSD-SM32NPは購入は推奨しない。
ちなみに実用に耐えないSSDとしては、トランセンド(Transcend)が販売するSSD「TS32GSSD25-M」も同様だ。TranscendのSSDも、やはり書込速度が実用以下の遅さのため、用途がない。
耐衝撃性に優れているSSD CFD販売(メルコグループ)
http://www.cfd.co.jp/flash/ssd.html

