ソニー銀行、ペイ・パー・ポスト広告を活用

ソニー銀行株式会社のネット銀行「MONEYKit」が、カードローンのプロモーションに、ブロガーに報酬を支払って記事を掲載してもらうペイ・パー・ポスト広告(Pay Per Post)を利用した。
ソニー銀行のカードローンはローン専用カードではなく、ソニー銀行の通常のキャッシュカードにカードローンの機能が付加されており、一枚で両方を利用できる。三井住友銀行各拠点のATMやコンビニエンスストアam/pmのATMサービス「@BΛNK」、三菱東京UFJ銀行各拠点のATM、全国郵便局のATM、セブン銀行ATMで自由に借り入れや返済ができる。
ペイ・パー・ポストは株式会社エニグモのプレスブログを利用。ブロガー会員に対して「ソニー銀行のカードローンを紹介」「指定されたURLへのリンク」「ソニー銀行サイトを見て「カードローンの魅力的なポイント」について、または、カードローンを使ったことがある人は「カードローンを選ぶときのポイント」について、またはカードローンを使ったことがない人は「カードローンがあればいいなと思ったシチュエーション」または「もし使うならどのような目的で使うか」について 」のいずれかで200文字以上記述し、かつ、ソニー銀行に都合のいい、誹謗中傷のない記事を書いてブログに掲載すると、報酬として400円(1ブログ)がもらえる。
ブロガーに報酬金額を支払って指定した内容のポジティブな記事を掲載してもらう手法はペイ・パー・ポスト広告と呼ばれる。運営会社は「効果的なクチコミプロモーション」と宣伝しているが、企業が広告を支払っている点ですでに”クチコミ”ではないうえ、こうした広告掲載によるブログ記事はクチコミを自然発生させない点で効果にも疑問がもたれている。さらに、企業に都合のよい記事の場合にしか報酬を支払わない、ブログ記事掲載者はそれが広告主から依頼されたものであることを明示しないなどから、こうしたペイ・パー・ポスト広告は「シリング」として批判の的となっている。
