横浜市関内の「ソープランドあっぷる倶楽部」が廃業
経営者が売春防止法違反容疑などで摘発された横浜市中区弁天通の“老舗”性風俗店「ソープランドあっぷる倶楽部」が廃業した。神奈川県警はこれで「横浜・関内地区から性的サービスを提供する風俗店がゼロになった」としている。性風俗店の消滅は関内地区のひとつの転機にもなりそうだ。
「ソープランドあっぷる倶楽部」は1958年から続いていた性風俗店の“老舗”。ソープランドが「トルコ風呂」と言われたころからの有名店で、赤レンガ造りの外観は伝統を感じさせる。売り上げは月約1,600万円あったという。
横浜市関内地区は現在、性風俗営業の禁止地域に指定されているが、「ソープランドあっぷる倶楽部」は現行の風営法施行(1985年)以前から営業していたため、適用を受けず営業していた。しかし、2006年7月13日に経営者の男が逮捕されたため廃業した。
その後も捜査を進めていた県警生活経済課と加賀町署などは2006年8月29日、神奈川県横浜市南区白金町1、飲食店経営会社社長、佐々木孝行容疑者(55)を組織犯罪対策法違反(犯罪収益の収受)容疑などで逮捕した。
調べでは、佐々木孝行容疑者は2002年7月から2006年6月までの間、ソープランドあっぷる倶楽部が売春で得た収益計5,544万円を48回にわたって受け取るなどした疑い。県警によると、佐々木孝行容疑者が社長を務める会社は以前、あっぷる倶楽部を経営していたが、2002年に撤退。その際に廃業届を出さず、従業員だった佐藤正治被告(55)=売春防止法違反罪などで起訴=に建物を貸して営業を続けさせていたことから摘発対象となった。佐々木孝行容疑者は「ソープランド経営の仕方がわからなかった」などと供述しているという。
関内地区最後の性風俗店「ソープランドあっぷる倶楽部」が消えたことに、向かいのマンションに住む男性会社員(31)は「子供ができたら、なくなってよかったと思うだろう」と安心顔。近くの飲食店経営者(60)は「ソープランドあっぷる倶楽部のスタッフは感じのいい人ばかりだった。ここは町の外れ。同じ経営者として、店が去っていくのはさびしい」と漏らしていた。
性風俗店:横浜・関内地区で消滅 “老舗”ソープランド経営者摘発され廃業 /神奈川 - 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000003-mailo-l14

