16歳少女のブルマーと下着を奪う、競輪選手・粕谷正美選手を逮捕

青森署は2000年10月9日、青森市内で16歳の少女の下着とブルマーを強奪、わいせつ行為をしたとして栃木県正岡市熊倉・競輪選手、粕谷正美容疑者を強制わいせつ致傷及び窃盗の疑いで緊急逮捕した。
路上で、歩いていた無職女性(16)に「遊ぼう」などと声をかけ、嫌がる少女を無理やり路上に押し倒し、わいせつな行為をしようとた疑い。粕谷正美容疑者は16歳少女が抵抗したため、少女が身につけていた下着とその上に穿いていたブルマーの合計2点(1,000円相当)を奪って逃げた。少女は両膝などに全治5日間のけがを負った。
粕谷正美容疑者がブルマーと下着を奪った現場は事件当時、人気がなく、粕谷正美容疑者は酒に酔っていた。少女が通行人の女性に助けを求めて110番通報を依頼、警察が緊急逮捕した。粕谷正美容疑者は容疑を認めているが動機については話していないという。
粕谷正美容疑者は日本競輪選手会所属のS級3班の選手。1996年8月15日、宇都宮競輪場でデビューし、同日、初勝利を納めた。青森にはプライベートな用事で来ていたという。
ブルマーとは。ブルマーはBLOOMERS、原型は女性の下着。19世紀中期に米国の女権拡張主義者、アメーリア・J・ブルーマー夫人が女性解放運動の1つとして考案。「女性は男性に対する従属的地位から脱するため働くべきで、コルセットを外し作業用のズボンをはこう」と主張、その作業用ズボンに夫人の名前「ブルーマーズ」が命名された。次第に丈が短くなり、日本のブルマーが「ちょうちん型」から現在の形になったのは東京五輪で米国のバレーボールチームがブルマーを着用していたのがきっかけ。
しかしブルマーは下着のようで見栄えが悪く、年頃の女子中学生や女子高校生には恥ずかしいという。また、1995年頃「ブルセラ」という言葉が使われだし、ブルマー姿の女子中学生、女子高生の盗撮や盗難事件が頻繁に伝えられた。東京都渋谷区内の中学校では1990年中頃から運動会に変質者が侵入、ブルマー姿の女子中学生・女子高校生の悪質ないやらしい写真を撮影したり体操着が頻繁に盗難にあうようになった。ブルマーを単なる体操服と見ない、いやらしい格好をした女子生徒たちへの男性からの視線が女子生徒たちに羞恥心や嫌悪感、拒否反応をもたらすようになり、女子生徒からの要望にも応える形で次第にブルマーを廃止する学校が増加した。

