イーホームズ、構造計算書の偽造問題についてコメント

イーホームズ株式会社は2005年11月18日、賃貸マンションや不動産、新築マンション、賃貸などを賑わした「姉歯建築設計事務所による構造計算書偽造事件」に関してコメントを発表した。
イーホームズのプレスリリースによると、内部監査においてサンプリング調査に基づき内部監査したところ、姉歯建築設計事務所が関与した構造計算図書に疑義が生じ、精査したところ、構造計算書の偽造である可能性の強いことが判明したという。これに従い、同社では構造計算を実施していた構造設計事務所の案件について調査を実施した。また、当初発見の案件に関し姉歯建築設計事務所と建築主及び意匠設計事務所と同席の上ヒアリングした結果、姉歯建築設計事務所から偽造の事実が述べられたことから国土交通省に報告したという。
イーホームズは今回の問題について、責任の所在を姉歯建築設計事務所に押し付けている。同社の言い訳によると最初の「条件設定」が適切であれば、最後の「エラーメッセージ」が適合となり構造計算が完了となるはずであり、従って、確認検査業務における構造計算書の審査は、膨大な出力データのうち、「条件設定」及び「エラーメッセージ」が対象となるはずだが、姉歯建築設計事務所は「応力計算」の応力データと「部材断面計算」の応力データを改ざんしていたという。「偽造されている」という前提での調査を想定していないイーホームズの確認手法では偽造を見抜けないという。通常の審査業務における過失はないと言い切っており、「不適切な確認検査を行った指定確認検査機関」としての監督処分を受けることはないという。
