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住宅設計・デザイン (1) 概要、イメージ・スタイル



住宅設計の概要

設計・デザインを考える基本

どんな暮らしをしたいのか、細かい点まで思いつくままに書いてみるノートを作りましょう。家をつくるにあたりまず、頭の中と紙の上で形を作り出します。この作業は、平面を立体化(空間化)するのに慣れていなければ難しいものですが、ここでこだわらなければ出来上がった我が家を見て「こんなはずじゃなかった」と思わねばなりません。自分が、家族が、どんな暮らしを望んでいるのか、今の住まいに何の不満や不便さを感じているのか、しっかり把握してください。1冊のノートを用意し、思いついたときに書いていけば整理もしやすく、忘れもしません。また、「あれもこれも」と思うのが人間の常ですが、予算や大きさに応じて最終的に優先順位をつけていかなくてはいけなくなります。その際にも「以前はこう思ったけど忘れてた」項目に対し再考するなど、考えをまとめるのにノートは非常に便利です。  

街並み(ランドスケープ)

家は街並みの一員です。ヨーロッパの街が美しい理由。忘れてならないのは家は街並みの一員となることです。外観や庭、門扉、フェンスを考えるときに常にまわりとの調和、バランスを念頭におくべきです。ヨーロッパの街並みが美しいのは、建築物そのものはさることながら、その色や材質、高さのバランスがまわりの建物と調和が取れており、建築は街の重要な一員というコミュニティ意識が高いためです。その街に住んでいて誇りに思えるような街づくりは、家ひとつ、窓ひとつから始まります。せっかく新しい家を建てるのですからきれいな街づくりに参加するつもりで構想してください。

住宅のイメージ・スタイルを作る

家を見れば、生き方・センスがまるわかり。家は住んでいる人のスタイルを顕著に表します。洋服のように一時的に身につける物でなく、簡単に変えられる物でもないのでごまかしが効きません。自分がこの世で最も心地よい場所となるべく、しっかり考えましょう。

スタイルブックの作り方

1.大きめのスクラップブックを用意する。 2.あらゆる雑誌、パンフレットを見て気に入った写真やイラスト、記事を切り抜く。 3.切り抜いた部分の中で、特にどこが気に入ったのかを考え、部屋(居間、キッチン、和室、洗面室、バルコニーなど)ごと、またはアイテム(窓、家具、カーテン、床、壁など)ごとに分類してみる。 4.分けたものをスクラップブックにアイテム別に貼る。 5.それぞれのパーツを見て、どこが気に入ったのかを書き込む。 6.それぞれのページの中で共通項、共通している色や光、窓の形状などを考える。 7.それらの写真を見ながら自分はどんな居間で過ごしたいのか、どんなキッチンで料理をしたいのか、どんな子供部屋で勉強したいのか、など頭の中でイメージする。 8.頭の中でイメージしたことを、スクラップブックに書き込む。一見、バラバラと写真を選んでいるようでも、後でまとめて観察すると共通した色や形、素材が見えてきます。それがあなたの望んでいる心地よい住空間です。スクラップブックは、家族で1冊用意すれば十分です。それぞれに望んでいることをまとめて貼ると、違いも共通項も見えてきます。スクラップブックを見ながら家族で語り合ってみる、これも重要なコミュニケーションです。











         





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