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ページ/サイトの滞在時間



ページの滞在時間とは、あるWebページにユーザーが止まった時間を指す。一方サイトの滞在時間とはあるユーザーがページ数に限らずそのWebサイト内に止まっていた時間を指す。つまりリアル世界で例えれば消費者が何分間お店の中にいたかを示す項目だ。



同じWebサイトの中でもページによって滞在時間は大きく変わってくる。例えば訪問者の興味をかき立てるコラムや商品に関する詳細な情報が掲載されていれば訪問者はそれを熱心に読むだろう。すると滞在時間も長くなる。また、ページを見たけれどもおもしろそうな情報がなかった、ほしい情報とは異なる情報を持つページにたどり着いた場合はすぐに移動するだろうから滞在時間は短くなる。また、他のサイトから訪れたけれども考えていたものとは違うサイトであればすぐに移動するだろう。

一般的にサイト内に長く滞在するユーザーが多いということは、それだけ訪問者のニーズを満たす充実した情報があったことを意味するだろうし、ページ単位でも長く滞在するユーザーが多いページには充実した情報があったということだ。

・滞在時間が長いページを割り出してみる
・滞在時間が長いページはそれ相応の内容なのか、またそうでなければ、なぜ長く滞在しているのか
・また"滞在時間が長いはずのページ"の実際の滞在時間はどうか。実際の滞在時間が短いのであれば、それは何が原因だと考えられるか

滞在時間のログ分析というと、訪問者が平均してどの程度の時間滞在していればWebサイトとして合格なのか、といった時間の基準が気になる方がいるかもしれない。しかし、この滞在時間についてはWebサイトの性格や各ページ固有の情報によって何が適切な滞在時間であるかは異なるので一言でまとめることはできない。

従ってページの滞在時間から分析する時には、当該ページの持つコンテンツとのかねあいや、その他のログ分析の項目と相互参照しながら分析することになる。

例えばニュースやコラムなどある程度まとまったボリュームの文章で構成されているページであれば、一般的にそれを熟読した場合にかかる時間、および斜め読みをした場合にかかる時間が1つの基準となる。これらの時間より下回っている、あるいはほんの数秒しか滞在しておらず明らかに読まれていないのであれば問題があるはずだ。

一方、商品やサービスの説明ページで画像や Flash などビジュアル的な要素を用いて特徴や要点を上手にまとめているページであれば、滞在時間的にはそう長くなるわけではないので、むしろその後にどのページに移動しているか、といった情報の方が大事になってくる。

いずれにせよ注意してほしいのは、滞在時間が非常に短いからといって、ページで提供している情報がユーザーのニーズと一致していないことを意味するわけではないという点だ。例えば、ページのレイアウトがごちゃごちゃしていて情報がよくわからないページ、デザインが醜いページであれば内容に目を通してもらう前に印象が悪いためにすぐにページを移動されることがあるからだ。

同じようにナビゲーションに問題がある場合もある。例えば、ある特定の情報を探しているのに見つからないユーザーがあちこちクリックしながら移動している場合は滞在時間は必然的にほんの数秒となる。読者の中にも、あるメーカーのある商品の詳細を知りたくてメーカーサイトに訪れたのに、その商品説明がどこにあるかわからずあちこち移動したという経験もあるだろう。そういったケースの情報も含まれているので、本来期待する滞在時間とログ分析の結果に乖離があるのであれば、本当にページの内容が悪いのか、そもそもサイトの作りやサイト内導線に問題があるかも見極めないといけない。









         





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