”入り口ページ”の役割
SEO を勉強されている方がよく陥りがちな誤りとして、いかにキーワードで自分のサイトを上位に表示させるかという点にだけ注力して、どのページを上位に表示させるのかという視点を忘れてしまうことがある。
例えば、国内および海外の旅行ツアーを取り扱う旅行代理店が、「海外旅行」というキーワードで上位に表示させると仮定しよう。すると、とりあえず自分のサイトの中にあるどれか1つでもいいからとにかく上位に表示されれば良いと考えてしまう。例えば、その上位に表示されるページが「国内旅行について」のページであっても「会社概要」であっても、あるいは「お問い合わせフォーム」であっても、とにかくそのページが自社サイト内のページであればOKだと考える - そういう人が SEO の”技術的な”知識に詳しい人でも多いのが実情だ。
けれども、果たして「海外旅行」というキーワードを使った人を「会社概要」のページに連れてきても満足するだろうか?その人は会社概要の情報を真っ先に見たいために「海外旅行」というキーワードを使ったのか?そうではないはずだ。
SEO は単に自分のサイトのいずれか1つのページを上位に表示させればいいのではない。ターゲットとするキーワードに対して、それ相応のページが上位に表示させることにも配慮しなければいけない。企業側の視点から見たトップページは1つであっても、ユーザー側から見ればその企業の持つ全てのページが”入り口”になる可能性があるのだ。どのページはどのキーワードで上位に表示されなければいけないのか。それを見直す必要がある。

