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最新記事【2006年04月29日】

建具屋


名前の通り建具を製作し,取り付け、建て付ける業者のことです。砂金はアルミサッシにとって換わられることが多く主に内部の木製建具や障子・ふすまといった仕事が多いようです。

水道設備工事


給排水衛生設備、家の水廻りをトータルで受け持つ業種です。本管引き込みや汚水処理などもまとめて依頼することが多いようです。地域により規制が違うので地元の業者が安心ですがコストが比例するとは限りません。

電気設備工事


現代の住宅は電気設備に対するニーズがかなり大きいといえます。コンセント等電源、照明等の電灯これらの配線工事だけでなく電話用配管やアンテナ用の配管等の管路の工事も行います。

ガス工事


プロパンと都市ガスに大別されます。前者は一般の企業や商店などが窓口になり工事の依頼を受けガスの供給を行なっているので供給会社を選択できます。後者はガス会社の系列の会社が業務を行なっており、地域のガス会社(工事サービス店は選べるが同じ系列)のみとなります。

基礎工事・左官工事業


コンクリートと鉄筋で構成される基礎は信頼できるプロに依頼してこそ安心です。一般的にコンクリートやモルタルを打設したり塗ったりする工事を湿式工事といいます。特徴としては扱う材料が液体半固形であったりして最初は形がないということです。セメントペーストなどで張るタイル工事も属します。材料の性質を熟知していないとできない職業であり基礎工事にコンクリートの知識と合わせ鉄筋の構造知識も必要です。左官工事もこれらの知識がないと経年後の劣化や仕上げの悪さにつながります。

板金工事業


家の金属部分の加工・取り付けを行なう職種です。昔は雨樋などが金属で作られていることが多く、屋根や庇などとあわせて銅などの金属板を葺いたり、飾りを作ったりすることが多かったのですが現在は壁装サイディングを張ったりすることも多いようです。

設計事務所の特徴


自分の価値観や趣向と合うか、合わないか、最重要ポイントです。設計を単独で設計事務所に依頼する場合、その事務所の特徴をよく見ましょう。事務所により住宅、事務所ビル、マンション、店舗など得意分野があります。設計者の服装や人柄、価値観が自分に合っているか、様々な話をしてみるべきです。また、これまで設計した住宅を見せてもらい、説明を聞くのは重要です。一般的に友人知人の紹介が多いのですが、近頃ではインターネットで探すのもひとつの方法です。自分の価値観に合った家をより良く建ててくれる事務所か、または建築家の作品を買うのか、もちろん両立するのがいいのですが、優先順位はどちらか、考え方は大きく2つに分かれます。設計事務所選びは家づくりの基本となりとても重要です。じっくり考えて依頼しましょう。

工務店


その会社がどのような工事技術を持っているのかを見極める必要があります。住宅建設の実務を取り仕切っている建設業者や大工さんの棟梁を中心とした技能組織であることが多いです。実際の規模はさまざまでゼネコンから職人の親方まで工務店の名称を用いているのが現状です。施主の立場から大別すれば全ての建設業務を請け負える会社か?下請けの工事業者かで、かかわり方に違いが生じます。建設のジャンルも専門化されてるのでその会社がどのような工事技術を持っているのかを見極める必要があります。大切なのは技術者と技能者は違うということです。技術と技能は工事の両輪といえます。これらを双方備えた工務店であれば、安心して建築を依頼できます。

ハウスメーカー


本来の建築の意味ではハウスメーカーと名称はありえません。規格化住宅供給販売会社またはプレファブメーカーが正式な呼称といえるでしょう。ハウスビルダーは工務店とも取れますからここでは用いないほうがわかりやすいでしょう。業務の特徴としては大量生産・販売を前提に規格化された住宅を扱っていることでしょう。失敗建築の確率は下がるものの,ベスト1、建築やオンリーONE住宅は望めない様です。最近は低廉なコストをうたう業者も多いのですが、規格に合わない狭小地などではコストでも注文住宅に分があるようです。とはいえ大会社の企画力の高さは安心の平均点ブランドとして価値があります。

大工職


家を作る組織を構成する最小単位。工務店の項で述べた技能者の代表選手です。昔に比べると,職人気質の人は減りましたが、大工のこだわりとプライドが家作りには重要です。自営で建築を請け負っている人、工務店に勤めている人、メーカーや建築会社から手間受けで仕事を受けている人、関わり方はさまざまですが住宅作りのエキスパートとして建築現場で仕事をしています。

設計契約と工事請負契約


契約書は一言一句、じっくり読みましょう。
*設計契約:設計に関する契約です。設計監理まで依頼する場合は「設計監理契約」となります。
業務内容、設計料の支払い方法と支払い時期などが記されています。
*工事請負契約:とても重要です。実施設計図と仕様書、仕上げ表と工事内訳明細を確認した上で工事契約を結びましょう。会社によって契約後でないとそれらの書類は提出できないと言われることもあります。その場合、最低どのような仕様(設備機器、建具、内装仕上げ材、給湯器など)かを確認し、基本設計図(面積表、平面図、屋根伏図、立面図、断面図)とともに仕様書を契約書に添付しましょう。これをしっかり把握しておかないと後で驚くような追加金額の請求が来ます。設計図書、工事期日、工事金の支払い方法、時期、後のメンテナンス、修理保障などに関してこの契約書が全て基本となります。
また全ての新築住宅に「瑕疵担保責任の特例制度」として10年間、主要構造部等の瑕疵担保が義務付けられています。ただ瑕疵担保の対象部分、それぞれに対する期日は工事店によって異なるので契約時に確認しておきましょう。瑕疵担保とは、引渡し時気付かなかった欠陥があった場合工事店が責任を負う、ということです。

プランニングと見積り


初期段階で概算を把握しておきましょう。
ハウスメーカーなどの場合、仕様がある程度決まっており、簡単なプランと見積りはすぐに出ます。設計事務所や工事店に依頼する場合、仕様は様々なので一概に坪単価いくら、では出ません。綿密な打ち合わせが必要です。今までの実績をみせてもらい、これなら坪単価と総額がいくらくらいという参考価格を聞きましょう。そして予算の上限をしっかり伝えるべきです。プランや仕様はどんどん夢が膨らんで行きますが、いざ実施になったときかなりの減額を強いられてはそれまでの作業を1からやり直さなければなりません。また「相見積り」と言って、2~3社から見積りを取り、比較検討することも必要です。見積書をもとに工法や仕上げ、工事店によってどこがどう違うのかも見えてきます。見積りの中で外構工事、照明、エアコンなど「別途」項目が入っている場合があるので、注意してじっくり内容を検討しましょう。

設計・工事・監理の区分


* 設計:住まい方を考え、どんな住宅にするのか、プラン、仕上げ、構造など住宅の内容を考える仕事。それを実現する工事をするための図書(図面や仕様書など)を作成し、特定行政庁に手続きを行う作業。設計事務所に依頼する場合、設計+監理費用で工事金額の7~10%が必要です。
*工事:現場で実際に家を組み建てていく作業。
*監理:設計図書通りに工事が行われているかをチェックするのが「設計・工事監理」、建築主の代理として建築士でなければできないので通常は設計者が引き続き行います。欠陥の発生を未然に防ぎます。
また、同じ「かんり」でも、工事の進行具合や内容を調整しながら職人に指示を出していくのが「工事管理」です。設計施工の場合は工事管理が主になり、ほとんどがお任せになりますので出来れば第3者の監理または設計者を入れるほうが安心です。

住宅設計における家具計画

家具を造り付けにするのか、後から配置するのかを先に決めておくことが必要です。何を収納するかが分かっいる場合は造り付け収納にします。必要な容量を最小限のスペースで納めることができます。ただし自由度はありません。模様替え時にはそれが制限になったりします。置きたい家具が決まっている場合は最初から設計図にどこに置くか計画しておきます。家具は収納とインテリアの両方の機能をもっています。ボリュームがあるだけにその部屋の雰囲気を決定してしまうこともします。部屋の内装も家具のデザインと合わせて考える、あるいは内装にあったデザインの家具を選ぶことによって、落ち着いた空間が得られます。また子供は年齢とともに生活スタイルや趣味が変わってきます。必要に応じて家具を徐々に揃えていくとよいでしょう。家具を選ぶ際は、自分の使い勝手、デザイン、用途によって優先順位とそのバランスを考えましょう。

住宅設計における照明計画

*直接照明でダウンライトなどの埋め込型の器具を使用すると、他のインテリアの妨げにならずシンプルな空間が作れます。ダウンライトは用途によって反射鏡に違いがあり、いろいろな種類があります。照明器具を選ぶときは、照度を得るだけでなく、光の演出を考えた器具選びをします。天井が高い場合には上から吊るすペンダントタイプが効果的です。また、インテリアを活かすには、最初にポイントを決めておくことが大切です。絵や小物にスポットライトやダウンライトで光をあてたり、照明器具そのものをインテリアとしてもよいと思います。

*間接照明は、壁や天井からの反射光を利用した照明です。直接光に比ベ光が弱く部屋に雰囲気がだせます。
*光源には白熱灯と蛍光灯か多く使われていますが、白熱灯は暖かな雰囲気を出し、蛍光灯は空間をクールに見せます。光源の種類は、居室の用途や嗜好に合わせて選びましょう。また照明器具はカタログやショールームの商品を見ながら決めますが、掲載されている照度のデータのほとんどは30代を平均値としています。しかし、お年寄りの場合は1.5倍から2倍の明るさが必要といわれています。年齢差や個人差によって明るさを感じる度合いが違ってきますので注意が必要です。
*スイッチは用途も考慮して、全体照明、ブラケット、あるいはダウンライトいったようにそれぞれ別々にしておき、必要に応じて組み合わせを変えられるようにしておきます。調光スイッチを付けておけば明るさの調整もできます。

光とは影があってはじめて存在します。全体が明るいだけでは平面的で無機質になってしまいますが、影を生かした照明計画をすることによって、立体的な空間を作ることができます。主照明一つだけというのではなく、ダウンライト、スポットライト、ブラケット、スタンドなどの部分照明を組み合わせて照明計画を考えましょう。

住宅スタイルの基本的考え方

うわべだけをまねた家ではなく自分が表現された家をめざしましょう。建築のスタイル;伝統的和風、モダン和風、イタリアモダン、北欧調、クラシックなど本来、住宅の様式は人々の生活スタイルとその時代の技術の現れです。共通して言えることは、柱と梁で構成され、襖や障子で間仕切られた昔の開放的な建築から、高気密、高断熱の閉鎖的な建築になってきていることです。人はそれぞれ趣味も違い、生活スタイルも異なります。自分の生活(行動、習慣)を見つめなおし、うわべだけをまねた家ではなく、自分が表現された家をめざして下さい。

住宅の材料と色とデザイン性

天然素材と人工素材―材料の素材感がでているものの組み合わせがまとまりやすい 日本の住宅でもっとも多く使われている素材は木です。「やっぱり木はいい」という言葉はよく聞きます。昔から建材として豊富にあって親しんでいることもあるでしょうが、たとえベニヤであっても木であり、本物だからです。大理石などの石材に人気があるのも、高級だからという理由だけではなく、天然の色と質感を持っているからでしょう。壁紙に代表されるように、木や石の模様などの執拗なまでのコピーは天然のものに対する要求の現れです。自然なものはすこしづつ風合いが変化してなじんでくるのに対し、プラスチックや壁紙は徐々に汚れていき、その価値が徐々に失われていきます。しかし現実問題として、天然のものは高価なものになってしまいました。プラスチックやビニールなどの素材を使うのがよくないというのではありません。プラスチックはプラスチックらしく、ビニールはビニールらしく、素材そのものを表わしたものがよいと思います。インテリアも含めた内部空間のデザインは、なるべく材料の素材感がでているものどうしの方がまとまりやすいのです。

住宅の色彩計画

*暖色系―赤・橙・黄系統の暖色は暖かさを感じさせる色。暖色は太陽や火を連想させるのがその理由です。暖色は時間の回転を早く感じさせる効果があります。 *中性色系―緑や紫系統の暖かさや冷たさを感じさせない色。 *寒色系―青から青緑にかけての寒色は冷たく感じさせる色。寒色は氷や水を連想させ、食事をする部屋が寒色系だったりすると非常に寒く感じてしまいます。 暖色と寒色では心理的な温度の差が約3度もあります。 *面積効果;同じ色でも面積が大きいほど明度が高くなって見えます。外壁の色や壁紙の色を決める際に、サンプルで見たときはよいと思っても実際に仕上がってみるとイメージが違ったりします。派手な色をポイントではなく大きな面積で使いたい場合は、少しグレーを混ぜた色にすると落ち着て上品な感じになります。建築では一般に内部空間は白に代表されるようなシンプルな色だけでまとめることが多くあります。できあがった空間だけを見るとシンプルすぎる印象を受けますが、実際に入居して家具や小物を入れると色が氾濫するためです。内装の色を決めるときには、その部屋にモノを入れたときを想像しときましょう。

住宅の設備について

配置を考え、ショールームに通いましょう。 a.電気設備―照明、コンセント、電話 b.空調設備―エアコン、換気 c.ガス設備 d.給排水設備 e.設備機器 細かい設備計画は専門家に任せるにしてもコンセント、電話、TV、ガスコンセント、インターホン、セキュリティ、水道、排水の位置やインターネットの配線、照明器具、キッチン、お風呂、洗面、冷暖房方法などは自分で考えなくてはいけません。とくに配線は竣工後やり直そうにも不可能な場合が多々あります。計画時にしっかり配置を考えましょう。また照明器具やキッチン、ユニットバスなどはメーカーにより形も色も様々です。時間のある限りショールームで現物を確認してください。特にキッチンなど高さを測るとき、家の中で土足の場合は別として、靴を脱いで試してください。

住宅デザイン設計における収納計画

部屋の広さに比べ、余分に見えても必ず役立つ収納。 1.適材適所 大きな収納場所を1ヵ所取るのもいいのですが、必要な場所に必要な物を入れる収納は生活の上で必需品です。例えば、玄関内のどの位置に下足箱を置くのか、ポーチの真横に設置すると、靴をはいて下足箱の扉を開け、出し入れしなくてはいけないかもしれません。また、小さな棚ひとつでもあれば便利なことが多いので実際の使い勝手をイメージしながら計画してください。 2.部屋の広さと収納  当然のことながら部屋の中に収納を取ると部屋は狭くなります。持っている服や物の量、ひとつの季節に着る服と使う物の量、身近に置いておくべき物を考えて部屋内の収納を考えましょう。 *1年分、全ての物を部屋のクローゼットに収めるのか、使わない物は納戸や天井裏収納に置いて衣替えをするのか。  納戸や天井裏収納を設置できない場合、部屋が少々狭くなってもクローゼットは十分に取りましょう。箪笥や家具は買い足すとデザイン的に統一するのが難しく、部屋内が不均衡になります。

外観全体がバランスの取れたプロポーションになるように外構もあらかじめイメージしましょう。
外構は「見せる、楽しむ、使う」3つの機能に分類できます。
*見せる機能;建物の位置する周囲の環境を整え街の景観を構成するといった大切な役割を果たすもので、建物の外観、門、塀、アプローチ、駐車場。
*楽しむ機能;戸外の生活空間として、身近な自然との接点になり人々の日常生活に変化や潤い、楽しみを与えてくれるもので、花と緑のあるガーデンやデッキ、テラスのある主庭。
*使うという機能;サービスヤードとも呼ばれ、生活を支える補助空間として洗濯物の干し場や物置、車庫や駐車スペース。
形、色、素材、高さなど建物と周囲の環境との調和を考えて外観全体がバランスの取れたプロポーションになるように建物を設計する段階で外構もあらかじめイメージしましょう。

住宅の間取りの考え方

日常動線からつくる住宅平面プラン

*パターン1    帰宅する(玄関)⇒○○する⇒○○する⇒○○する…⇒寝る(寝室) *パターン2(平日) 起きる(寝室)⇒○○する⇒○○する…⇒出かける(玄関) *パターン3(休日) 起きる(寝室)⇒○○する⇒○○する…⇒寝る(寝室) *パターン4(来客) 出迎え(玄関)⇒○○へ通す⇒トイレを利用する⇒○○する…⇒見送る(玄関) ○○する;着替える、食事する、お風呂に入る、コンピューター使う、テレビを見る、昼寝する、… 動線というのは文字通り、人が動く線です。どんなに大きな家でも、小さな家でも動線がシンプルでなければ家の中は混乱します。 1.動線はシンプルに 2.家の中心(最も長く過ごす場)を決め、―たいていは居間―そこからの動きも考える 3.一定の時間帯に人が集中しそうな場所は動線を重ねない(朝の食堂、キッチン、洗面など)  *最悪パターン; 食堂=台所=洗面=トイレ 台所を通らなければ洗面、トイレに行けない 4.廊下と階段(通路)と部屋の関係 5.洗濯とその干し場、ごみ置場、子供の手洗い場  動線と前記1思いつきメモ、2スタイルブック、3ゾーニングを照らし合わせ、ここから具体的平面プランニングが始まります。この段階では色やデザインはちょっと脇に置いておき、使い勝手(つまり住み心地よさの重要ポイント)を優先させて考えていきます。 *主なチェックポイント 1.廊下は出来る限り短く、巾は車椅子には有効90cm必要 2.窓は2方向に取れるか(通風) 3.家族の気配を感じ取れる間取りか 4.水廻りの配置は家族全員にとって便利か 5.収納は適所にあり、十分か 6.冷暖房効率を考えているか 7.洗濯物はどこに干すか、晴れの場合、雨の場合 8.出入口、水廻りは鬼門線を外れているか 9.西日をうまく遮っているか、取り入れているか 10.北側は基本的に寒い(特に大きな窓に注意) 11.居間から見える景色、寝室から見える景色、台所から見える景色は良いか 12.小さな隙間空間(絵や花を飾ったり、吹抜など)をつくっておけば空間にゆとりが生まれる 13.シンプルな平面図は実際に住んでもシンプルに感じる

間取りの考え方(空間立体化プラン)

模型をつくりましょう。平面計画がまとまりつつあれば今度はそれを立体化して考えなくてはいけません。設計とは様々な条件や希望、夢を絡み合わせてシンプルで機能的、心地よいプランへと導いていく作業です。平面を立体化して考え、まずは視線を床から壁、天井へと移動させます。さらに外観へと広げ、光の入り方、上下階の音、空気の流れを考えながら具体化していきます。例えば玄関の上にトイレがあるなど平面では意外と気付かないこともあります。立体化して考えるには模型をつくりましょう。1/50の平面図とダンボール(厚紙)を用意し、壁の高さを2800mmくらいに設定します。(一般的天井高さは2400~2600mm、バルコニー手すりは1100mm)平面図をダンボールの上に貼り、壁をつけてください。階段部分は切り抜きます。1階と2 階、3階、地下室を上下に重ねます。そうすると外観の形もだいたい見えてきます。

*主なチェックポイント
1.外観の見栄えは満足できるか(壁の位置、窓の大きさのバランスなど)
2.居間、客間、玄関の上に水廻りはないか(音、水漏れの問題)
3.暖気が逃げないか(上へ上がるので吹抜等に注意)
4.窓から入る光は十分か、西日は強くないか
5.平面的に風が通らなくとも立体化して風は通るか

基本的注意ポイント
1. 鬼門線(想定した家の中心に磁石を置き、北東と南西を結んだ線)には玄関、水廻りを置かない。
2. どの方向から歩いて帰ってくるか、車で帰ってくるか、考える。
3. 敷地周囲を歩き、現在、隣の建物が敷地のどのあたりまで立っているかを測る。同時にこちらに向いている窓がどこにあり、どんな窓かを敷地図に書く。
4. 敷地周囲に将来的にどの方向にどのような建物が建ちそうか、予測する。(道路に面している部分は道路の反対側まで)
5. きれいな景色の見える方向を見定める。(2階、3階からの見え方も想像する)
6. 西日の入る方向を見る。
7. 風は基本的に南北に通りやすい(関東:南南東、関西:南南西)。

以上のことを見極めて敷地図(道路も入っているもの)を広げます。
そして上から見て大胆に円を描くように、玄関、駐車場、居間、台所、寝室、浴室などのゾーンを書いてみます。広さは考えず、「ここにこの部屋を配置したい」という希望です。

住宅設計の概要

設計・デザインを考える基本

どんな暮らしをしたいのか、細かい点まで思いつくままに書いてみるノートを作りましょう。家をつくるにあたりまず、頭の中と紙の上で形を作り出します。この作業は、平面を立体化(空間化)するのに慣れていなければ難しいものですが、ここでこだわらなければ出来上がった我が家を見て「こんなはずじゃなかった」と思わねばなりません。自分が、家族が、どんな暮らしを望んでいるのか、今の住まいに何の不満や不便さを感じているのか、しっかり把握してください。1冊のノートを用意し、思いついたときに書いていけば整理もしやすく、忘れもしません。また、「あれもこれも」と思うのが人間の常ですが、予算や大きさに応じて最終的に優先順位をつけていかなくてはいけなくなります。その際にも「以前はこう思ったけど忘れてた」項目に対し再考するなど、考えをまとめるのにノートは非常に便利です。  

街並み(ランドスケープ)

家は街並みの一員です。ヨーロッパの街が美しい理由。忘れてならないのは家は街並みの一員となることです。外観や庭、門扉、フェンスを考えるときに常にまわりとの調和、バランスを念頭におくべきです。ヨーロッパの街並みが美しいのは、建築物そのものはさることながら、その色や材質、高さのバランスがまわりの建物と調和が取れており、建築は街の重要な一員というコミュニティ意識が高いためです。その街に住んでいて誇りに思えるような街づくりは、家ひとつ、窓ひとつから始まります。せっかく新しい家を建てるのですからきれいな街づくりに参加するつもりで構想してください。

住宅のイメージ・スタイルを作る

家を見れば、生き方・センスがまるわかり。家は住んでいる人のスタイルを顕著に表します。洋服のように一時的に身につける物でなく、簡単に変えられる物でもないのでごまかしが効きません。自分がこの世で最も心地よい場所となるべく、しっかり考えましょう。

スタイルブックの作り方

1.大きめのスクラップブックを用意する。 2.あらゆる雑誌、パンフレットを見て気に入った写真やイラスト、記事を切り抜く。 3.切り抜いた部分の中で、特にどこが気に入ったのかを考え、部屋(居間、キッチン、和室、洗面室、バルコニーなど)ごと、またはアイテム(窓、家具、カーテン、床、壁など)ごとに分類してみる。 4.分けたものをスクラップブックにアイテム別に貼る。 5.それぞれのパーツを見て、どこが気に入ったのかを書き込む。 6.それぞれのページの中で共通項、共通している色や光、窓の形状などを考える。 7.それらの写真を見ながら自分はどんな居間で過ごしたいのか、どんなキッチンで料理をしたいのか、どんな子供部屋で勉強したいのか、など頭の中でイメージする。 8.頭の中でイメージしたことを、スクラップブックに書き込む。一見、バラバラと写真を選んでいるようでも、後でまとめて観察すると共通した色や形、素材が見えてきます。それがあなたの望んでいる心地よい住空間です。スクラップブックは、家族で1冊用意すれば十分です。それぞれに望んでいることをまとめて貼ると、違いも共通項も見えてきます。スクラップブックを見ながら家族で語り合ってみる、これも重要なコミュニケーションです。

採光と換気

生活上の安全や衛生基準 *地下居室(台所、寝室など人が過ごす部屋)は原則として禁止です。 a.採光有効面積;居室には必ず窓を設けなければなりません。その窓も、敷地境界線等との距離で有効面積が算出され、居室面積の1/7以上の有効窓面積が必要です。 b.換気有効面積;居室には換気に有効な窓や換気口が必要です。居室面積1/20以上の有効換気面積が必要です。

地区による規制

市区町村、地域によって独自の規制,規定がある場合があります。特に再開発予定、道路計画など役所で確認してください。 a.市町区村の条例 b.再開発地区 c.計画道路の予定

民法による規制

隣地境界線より50cmの範囲は建築を規制しています。但し、隣家の許可をもらえればこの限りではありません。

防火地域、準防火地域は建築可能な構造、使う建材に制限がある地域。用途地域とは別に、市区町村が防火地域、準防火地域を定めています。これにより耐火、準耐火建築物、防火構造等の構造、材料が規制されます。防火地域は原則として木造は禁止です。

建ペイ率と容積率

敷地に建てられる大きさの限度 a.建ペイ率;建築面積(建築物の敷地への投影面積)÷敷地面積×100% b.容積率;延べ床面積(全ての階の面積を合計した床面積)÷敷地面積×100% *それぞれの数値は、用途地域の表に記載しています。(角地の場合、10%UPにあることがあります) *面積の計算方法は単純ではなく、駐車場や地下室の一部は面積に含まない等、緩和がありますので専門家に計算してもらいましょう。

高さ制限

用途地域や道路等との関係によって建てられる高さが決まっている。 a.第1種、2種低層住宅専用地域では10mまたは12mまでの高さしか建てられません。 b.道路斜線;前面道路の反対側境界線から一定の勾配(地域により決まっています)で斜線を引き、その下にしか建築できません。道路からセットバック(後退)して建築すれば有利になる緩和規定があります。 c.北側斜線;北側の敷地境界線から5m立ち上がったところから斜線を引き、その下にしか建築できません。高度斜線に含まれてしまうこともあります。 d.高度斜線;地域によって決められている制限です。北側斜線とほぼ同じ考え方です。 e.日影規制;地域によって制限があります。第1種、第2種低層住居専用地域では、3階建て以上または軒高7m以上のものです。それ以外の地域では、高さが10mを超えると日影規制の対象となります。

敷地は建築基準法上の道路に最低2m接していなければならない。
a.接道義務;基本的に敷地は幅4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。
b.接道義務2;建築基準法上、道路と認められた4m未満の道路でも可能ですが、これは役所に行って確認が必要です。この場合、「セットバック」という規定で、道路中心線より2m、道路境界線を後退させ、建築しなければいけません。つまり、敷地の有効面積が<(2m-道路幅員*1/2)*接道長さ >分減ります。
c.接道義務例外;道路事情が複雑な地域では、いろいろな接道パターンがあります。疑問に思った場合は、専門家または役所にお問い合わせください。
d.道路幅員と容積率;道路幅員が12m以下の場合、容積率は道路幅員の×40%になるなど制限があります。容積率をいっぱいに使いたい場合、要注意です。

a.都市計画区域内の建物(都市区内の場合、ほとんどがあてはまる)
b.都道府県知事が関係市町村の意見を聴いてその区域の全部もしくは一部について指定する区域内の建物
c.木造の建築物で3以上の階を有するもの
d.木造の建築物で延べ面積が500m2、高さが13mもしくは軒の高さが9mをこえるもの
e.木造以外の建築物で2以上の階を有するもの
f.木造以外の建築物で延べ面積が200m2をこえるもの
g.増築の場合、増築後上記規模の建築物となる場合
ただし、防火地域及び準防火地域外において10m2以内のものはあてはまらない。

この地域にはこの種の建築を建ててはいけない!という規定。

市街化区域と市街化調整区域


市街化調整区域は市街化を調整する区域で、原則として家は建てられません。ただ、一定の条件を満たせば、開発許可が出る場合がありますのでどうしても、というときは現地の市役所(23区内は区役所)に条件を確認してください。

用途地域


用途地域は12に分かれます。その地域がどのような地域であるかの目安でもあり、地域によって建てられる建築物、大きさ、高さ等が決まっているので注意が必要です。


系統用途地域街並みと環境建ペイ率/容積率(%)
住居系第一種低層住居専用地域住宅、福祉施設、学校、診療所等で低層しか建てられない地域で落ち着いた街並み。・高さ制限10m又は12m・住居兼事務所、店舗の場合、制限がある。30~60/50~200
第二種低層住居専用地域上記に加え、小規模な店舗(コンビニ等)が認められる地域30~60/50~200
第一種中高層住居専用地域中低層マンション中心で駐車場のみでも建築可能30~60/100~300
第二種中高層住居専用地域上記に加え、中規模スーパーもあり。工場(政令で定めるものを除く)、ボーリング場、ホテル等建築禁止30~60/100~300
第一種住居地域大規模な店舗、事務所は制限されている。マージャン、パチンコ、カラオケボックス等は禁止60/200~400
第二種住居地域主に住宅のための地域60/200~400
準住居地域幹線道路の沿道地域で、自動車関連施設などと住宅が調和して立地する地域 60/200~400
商業工業系近隣商業地域近隣住民のための利便性の高い店舗、事務所などと住宅が混在する地域80/200~400
商業地域 主に店舗、事務所などの利便性増進を図る施設が立地する地域80/200~1000
準工業地域環境を壊す恐れなく、工業の増進を図る地域 60/200~400
工業地域 工業の増進を図る地域 60/200~400
工業専用地域 住宅は建てられない工業専用市域 30~60/200~400

親の資金


国税庁 taxanswer

家づくりの予算概算

資金計画、ローン限度額、返済計画;住宅金融公庫資金シミュレーション

住宅ローンの種類

a.住宅金融公庫:月間の返済額の5倍の最低収入があること。融資最高額は原則購入費の8割まで(変更あり) b.年金住宅融資:公庫併用の返済額は5倍の最低収入が条件。申し込み時の年金加入期間により融資額が異なる。 c.地方自治体融資 d.民間融資 e.財形住宅融資:財形貯蓄額残高の10倍かつ購入費の8割が上限。月間返済額の4倍の最低収入があること。

住宅取得に関する税金

国税庁taxanswer。登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、印紙税

公的補助金

新エネルギー(太陽光発電)関連助成金;財団法人新エネルギー財団 緑化補助金;生垣、屋上緑化等に各行政庁緑地公園課から補助金が出る場合があります。地元の緑地公園課へお問い合わせください。

民間割引制度

オール電化住宅:各電力会社にお問い合わせください。

管理―マンションは管理を買え

管理がしっかりしているマンションとそうでないマンション築年数20年の物を見比べれば誰もが納得するはずです。この管理がいいマンションの条件とは、1)総個数が最低50戸以上、2)管理人が常駐(昼間)している事、3)管理が自主管理でなく管理会社がしている事、最低でもこの3点が必要です。

隣接住民

マンションの場合上下左右と4世帯に接し、当然壁一枚ですから音の問題があります。特にフローリングになっている場合は音が響く事がありますから注意してください。また購入するときにそのマンションの構造や壁の厚さ・防音の処置の状況なども確認する必要があるでしょう。

結露

マンションの1階部分は湿気が溜まり、北側の部屋も結露が出来る場合が多いのです。特に壁などにカビがはえるケースも少なくありませんからこれにも注意しましょう。

駐車場・管理費

マンションの場合駐車場代や管理費・修繕積立金が発生しますこれが例えば月に3万円掛かるとすると住宅ローンに換算すると1,000万円の借り入れと変わりません。ですから、3,500万円のマンションを買うと4,500万円の一戸建てと支払いが同じになるのです。

不動産販売の広告で「建築条件付」と書いてある売土地はその土地を買った不動産屋さんで建物も建てるという条件もしくは指定された施工業者を選択する という条件です。不動産業は宅建免許ゆえ建築の請負契約をすることはできません。よって当該不動産会社は建築業の免許も保持していることになります。法的に「建築条件付」とは、土地売買契約締結後、3ヶ月以内に売主(または指定された施工業者等の代理人)と建築請負契約を締結することを条件とし、期間内に住宅の建築請負契約が成立しなかった場合には、土地売買契約は白紙となり受領した金銭は全額無利息で返金することになっています。

戸建て住宅の場合、南側に大きなマンションやビルが出来ない限りそれほど気にする必要は無いでしょう。かえってマンションの方が陽当りが悪い場合が多いのです。マンションは普通北向きの部屋が出来てしまいますが、一戸建ての場合は北側の部屋でも東や西に窓がある場合が多いので日照時間は多いです。よほど隣家に近接していなければ大丈夫です。

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